aiicon.dllとは
名前を変えたり、移動させたりの操作でファイルが移動・削除できるようになるってaiicon.dllとは何なのか。
何をするファイルなのかといえば、
・エクスプローラなどでファイルを見るときのアイコンを表示している。
アイコン表示したときのアイコンをファイル内容のサムネイル表示にしたり、一覧や詳細表示にしたとき、ファイルによってアイコンを変えたり。
・ファイルのプロパティのタブを増やして内容を表示している。
エクスプローラなどでファイルを選択して右クリックメニューなどから表示できるプロパティには通常のファイルにはない「IllustratorThumbnail」などのタブを追加表示して、プレビューや保存バージョン、制作者などを表示する。
↑こんなことをしている。
Adobe共有フォルダのShellフォルダ(Program Files\Common Files\Adobe\Shell)に入り、Illustrator本体のプログラムとは別に動くプログラム部品。単独では動作しない。Illustratorファイルのアイコンなどのファイル表示に関して動作している。
<参考:DLLについて>
IT用語辞典バイナリ > 拡張子辞典 > .dllとは
http://extension.sophia-it.com/content/.dll
DLL ディーエルエル Dynamic Link Library -IT用語辞典 e-words
http://e-words.jp/w/DLL.html
<参考:SHELLについて>
シェルエクステンション shell extension -asciiデジタル用語辞典
http://yougo.ascii24.com/gh/23/002311.html
シェル shell -asciiデジタル用語辞典
http://yougo.ascii24.com/gh/72/007217.html
で、ファイル表示が便利になる反面、エクスプローラなどで表示しようとする全てのIllustratorファイルの中身(ヘッダの部分だけだと思うが)を1つ1つ確認していくもんだから、ファイル表示が遅くなったり、処理がうまくいかなかったときにファイルの移動や削除ができなくなったりしてしまう。
ファイル表示が遅いというのは、ファイルを一覧表示したとき、Illustratorファイルのアイコンが一瞬では表示されず、上から順番にゆっくりポコッポコッと表示される動作になること。個々のファイルサイズが大きいほどゆっくりになる。このゆっくり表示されるアイコンがすべて表示されるのを待たずにフォルダ移動したりすると移動できない・削除できないファイルが増えたような気がする(未確認)。とにかく移動・削除できないファイルはaiicon.dllが何かの拍子につかんで放さなくなったファイルであるらしい。だから、このdllが働かないようにdllの名前を変えてやるとか、移動するなど(dllへのリンク切れを起こすイメージ)でIllustratorファイルの移動・削除ができるようになる。代わりにアイコンがWindowsのデフォルトになったり、プロパティの追加タブ表示がなくなったりする。
アドビのサポートデータベースにもそれ以上のことは書いていないし、やってみた感じでも特に不具合はないので、表示などが気にならなければdllを働かないようにしたままでもかまわない。でも、気になるようなら、移動や削除が終わったらaiicon.dllを元に戻しておく。
aiicon.dllはv9からCS(v11)までのバージョンだけでインストールされるので、CS2以降をインストールしたPCなら関係ない。だから、CS2をインストールしたらアイコンがサムネールじゃなくなったというのはこのためだ。一言でいえば「CS2の仕様」だ。Windowsのみの話なので、Macintoshではaiicon.dllによるトラブルはない。
psicon.dllとは
さて。同じshellフォルダにpsicon.dllというのもある。これはPhotoshopの方のdll。Photoshopファイルを対象に同じことをしている。同じようにこのdllの名前を変えたり場所を移動させてやると、Photoshopファイルのアイコンやプロパティが表示されなくなる。(v7で入るのだけど、どのバージョンからどのバージョンまでにこのdllがくっついてくるのかはよく知らない。)Photoshopファイルが移動できなくなった、削除できなくなったというはあんまり聞かないので、aiiconよりはトラブル起こしにくいのかも?しれない。でも、トラブルになったときは、同じ対処でいけるはず。(このdllが原因でないとき、例えばファイル名が長すぎるとかだと、この対処ではダメだけど。)
CS2のアイコンをサムネイル表示にする
調べていくうちに、逆に「CS2になってアイコンがサムネイルじゃなくなったのが不便だから戻したい」という要望もあることが分かった。自分は普段ファイルがいちいちサムネイルで表示されたら時間かかるし表示場所取るし面倒だ、探したいときにBridge起動で十分便利と思っていたので意外だったが、まぁそういう人もいるんだろうということで、やり方を説明したページへのリンクを張っておく。
http://d.hatena.ne.jp/Kei_9/20060824
http://www.gac.jp/article/index.php?stats=question&category=5&id=15439&command=msg
http://q.hatena.ne.jp/1180541539
http://www.forest.impress.co.jp/lib/sys/wincust/contxtextn/shellexview.html
基本的に、aiicon.dll・psicon.dllをshellフォルダ作って入れてやり(dllがなければトライアウトから取り出すとか、どこぞからDLとからしい)、レジストリに手を加えてやる、という流れになる。レジストリに手を加えるのは下記マイクロソフトのページにも説明のあるとおり、間違うとWindowsそのものが立ち上がらなくなる恐れもあるので、自己責任で。
2007年12月8日土曜日
Illustratorファイルの削除や移動ができない現象とaiicon.dll
めもブロ。より
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