http://openblog.meblog.biz/article/57292.htmlより
「 Vista で採用されたのは、JIS2004ではない」
このことは、重要だ。マイクロソフトは「Vista では JIS2004 が採用された」と述べているが、それは嘘(もしくは間違い)なのだ。では、なぜか?
先日も述べたとおり、第3水準・第4水準の文字は、シフトJISで符号化がされていない。文字はあるが、その符号化は、 unicode による符号化であって、シフトJISによる符号化ではない。とすれば、この文字規格は、unicode の規格であって、JIS2004の規格ではない。
たとえば、(01月28日の例で取り上げたが)「騨」という文字がある。この文字の正字である「馬單」は、シフトJISでは「EFB0」という符合位置に符号化される。では、シフトJISで「EFB0」という符合位置の文字を出力すると、その正字が出力されるか? 否。出力されるのは、「?」または「・」というような文字だ。つまり、「エラー」である。
これは当然だ。その正字は、シフトJISでは符号化されていないのだから、符号化されていない文字が出力されるはずがない。「エラー」となるに決まっている。
要するに、Vista においてシフトJISで出力される文字は、JIS90で出力される文字集合と
、まったく同じである。字形の差はあるが、文字集合としてはまったく同じである。字数の総数も同じだ。出力されない符合位置も同じだ。とすればVista において採用されたのは、JIS90 の規格(X 0208)であって、JIS2004 の規格(X 0213)ではないのだ。
中略
ここで、(1)(2) の点をまとめると、こうなる。
「JIS2004 という規格は、欠陥規格である。MS版の JIS90に対して上位互換でない(文字化けが発生する)せいで、Windows では採用されない規格となった。また、文字集合としてみても、秀英明朝では正されている 20字以上の文字が正されていない(つまり誤字のままである)。
要するに、JIS2004 という規格は欠陥規格であり、それゆえに、使われない規格なのだ。実際に使われるのは、JIS97(正字版)であって、JIS2004ではない。JIS2004 は、誰も使わない規格である。JIS2004 は死んだ。」
関連:http://yoshihashi.blogspot.com/2007/07/2004jis.html

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