2008年3月13日木曜日

Fontトラブル

InDesignCS2で入稿されたデータに不足の欧文Fontがあった。
で、他のMacに入っているFontを持ってきたのだが認識してくれない。
パッケージ入稿されたものなのだが、そのFontは添付されていない。
FontフォーマットはOpenType True(OTT)である。
ライセンス制限のためにFontが添付できないのかな?とも思ったが、他のMacではアラートなしに開ける。

原因はInDesignCS2のFont認識だった。

IllutratorやQuarkでは不足FontがあってもFont管理ソフトでアクティブにすれば、そのFontを読み込んでくれるが、InDesignの場合は一度、アプリを終了させてからでないと読み込んでくれないようだ。

入稿機会が少ないだけにトラブルが発生すると右往左往するが、DTPリテラシーなる基礎を身に付けていればすぐにでも解決できる問題だったと反省しきり。
一昔前のフォントの認識は全部それだったよなぁ~。っていうか、再起動してたよ!

で、無事にPS書き出しできたものの、いくつかのPSがRIPでFontエラーで引っかかる。
すべてヒラギノのOpenTypeフォント!

ところがヒラギノのOpenTypeフォントが使用されている他のPSは問題なく処理される。

原因はイラレepsにてOTFが使用され、なおかつフォントの保持にチェックが入っていないepsが貼られていた。

ここにチェックが入っていないとFont名の情報のみがPSファイルに記述されてRIPに送られ、《PrinterFontがありませんよ~》ってアラートが出る。
PSに書き出さずにPDFに書き出す時は、チェックが入っていなくてもクライアントMacにFontが搭載されているためにエンベットされたPDFができる。

このチェックを入れるかどうかは意見の分かれるところ。
というのもマイミクのあかねさんのレポートには以下の記述がある。
DTPWARLD 2006年10月号に付属のIllustrator完全入稿マニュアル。
なんかところどころで変な記述がある…

たとえばIllustrator8のEPS保存オプションの説明で『「フォントデータを含む」をチェックするとフォントデータが埋め込まれます(埋め込み可能なフォントに限る)』とあるんだけど、埋め込み可能なフォントっていう表現だとまるで、CIDとかOpenTypeのみが埋め込まれて他のOCFフォントは埋め込まれないようだ。
実際はそうじゃなくて、OCFだろうがビットマップだろうが含まれちゃうんだけど。

だからIllustrator8の環境なんかでOCF、下手したらビットマップフォントを使って作業しているなんて場合だと出力までビットマップで出てしまう。
そうでなくてもIllustrator8の環境なら、フォントはRIP上の出力フォントを使うというワークフローが中心なんだから、この場合は「通常チェックしません」でよいんじゃないかと思うんだけど。

フォントを含んで保存しているかどうか、その環境がATMかビットマップか、というのは出力してみないと分からない。
万が一ビットマップが含まれていて、それに気がつかず出力してしまったら事故になりますから。

IllustratorCSでのIllustrator形式での保存については、『「PDF互換ファイルを作成オプション」InDesignに配置する場合のみチェックします。入稿の場合はチェックする必要がありません』。

いやいやいや!入稿の場合でもチェックしてよ!
入稿した後、印刷屋さんでInDesignに配置したりするんだからさ!
チェックされていないといちいち全部開いて保存しなおしなんですよー…。

なんというかさ、入稿受け側ではないDTP現場の人が知識だけで作ったマニュアルという感じだ…。
記述が間違っているわけではないのだけど、正解の中にびみょーに嘘を混ぜてあるというか。

まぁ今時ビットマップを使っているところはないと思うだけに、チェックを入れるのが正解だと思う。

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